10/1 Thu.
函館
開場18:00 / 開演18:00
函館市柏木町39-3
Tel. 0138-51-7881
前売のみ3500円(1ドリンク付き)
予約・問合せ:0138-73-7892(八木橋)
10/2 Fri.
札幌
開場19:00 / 開演19:30
札幌 くう ~Coo~
札幌市中央区南1条西20丁目1-25
アウルビルB1
Tel. 011-218-1656
前売り¥3,500 / 当日¥4,000(+飲み物代¥500~)
予約・問い合わせ:011-218-1656(くう)
予約フォーム
協力:NMA
自由な即興演奏も取り入れ、
CD「残された空」に収録されているオリジナル曲などを中心に演奏します。
10/4 SUN.
石狩
開場15:30 / 開演16:00
アートウォーム
石狩市花畔1条1丁目56
Tel. 0133-64-4664
前売り¥2,000 / 当日¥2,500 / 小中高生無料
予約・問合せ
0133-64-4644(アートウォーム)
後援
石狩市、石狩市教育委員会
10/6 Tue.
旭川
開場18:00 / 開演18:30
じゃずそば放哉
旭川市6条通7丁目右1号 ノムラビル1F
Tel. 0166-85-6911
前売り¥3,000 / 当日¥3,500(+飲み物代)
予約・問合せ:
0166-85-6911(じゃずそば放哉)
10/8 THU.
中札内
開場18:00 / 開演18:30
中札内農民休暇村『フェーリエンドルフ』
河西郡中札内村南常盤283
※帯広駅から車で約40分
Tel. 0155-68-3301
¥1,500(コーヒー&お菓子付き)
予約・問合せ:
0155-23-6161(ワインショップ イノウエ)0155-68-3301(フェーリエンドルフ)
両社とも受け付けはAM11:00~PM5:00
主催:ワインショップ イノウエ
共催:
中札内農村休暇村『フェーリエンドルフ』
10/9 Fri.
釧路
18:00開場 / 18:30開演
サロン・カビーネ
北海道釧路市末広町3-10 三丁目ビルB1F
Tel. 0154-31-5957
料金:¥5,000(フリードリンク)
ご予約・問合せ:
090-1542-1560(松本)
0154-31-5957(サロン・カビーネ、平日19:00から翌2:00まで)
コロナウイルス対策
各地、各会場とも、新型コロナウィルス感染拡大の状況により、やむを得ずコンサートを中止する場合があります。
また、お客様にはマスクの着用や各会場の感染防止対策にご協力いただきますよう、お願い申し上げます。
Naoki Kita & Kyoko Kuroda Duet
喜多直毅、黒田京子による、ヴァイオリンとピアノのデュオ。
喜多直毅(vn)&黒田京子(pf)デュオは、10年以上にわたって全国各地で演奏活動を行っている。それぞれのオリジナル楽曲のほか、映画音楽、シャンソン、昭和歌謡などを、即興演奏を取り入れて演奏し、クラシックでもジャズでもない新しいサウンドは、年齢を問わず、幅広い世代の人々の心を震わせている。
強烈に心に突き刺さる漆黒の音塊と痛切なノイズを伴いながら、ヴァイオリンは情趣に富んで歌い、ピアノは色彩豊かに情景を描く。楽器本来の音色はもとより、さらなる響きの可能性を追求し続ける2人ならではの音楽世界は、大胆な編曲とインプロヴィゼイションによって、ドラマティックに展開して行く。
言葉になる以前の声に耳を澄まし、その思いを奥深いところから汲み上げて生み出される音楽は、時に強く、時にやさしく、人々の心を打つ。
時代に流されることなく、「心に深く届く音楽」を奏で続けるデュオとしてまさに唯一無二である。
これまでにアルバム3作品を制作。
『空に吸はれし心』(2008年)
『愛の讃歌 ~Hymne a l amour~』(2014年)
『残された空』(2019年)
国立音楽大学卒業後、英国にて作編曲、アルゼンチンにてタンゴ奏法を学ぶ。
京谷弘司、小松亮太等(共にbandoneon)のタンゴ楽団、鬼怒無月(gt)ユニット参加を経て、現在は即興演奏やオリジナル楽曲を中心とした演奏活動を行っている。
タンゴに即興演奏や現代音楽の要素を取り入れた“喜多直毅クアルテット”の音楽は、そのオリジナリティと精神性において高く評価されており、これまでにアルバムを二作品リリースしている。
黒田京子(pf)とは10年以上に亘りデュオ名義で活動。これまでにアルバムを三作品リリース。
他に翠川敬基(vc)、故・齋藤徹(cb)との演奏の他、邦楽・韓国伝統音楽奏者やコンテンポラリーダンサーとの共演も数多い。
近年は西嶋徹(cb)とのデュオアルバムをリリース。欧州での演奏も頻繁に行う。
'80年代後半、自ら主宰した「オルト」では、池田篤(as)、村田陽一(tb)、大友良英(g,etc)等、ジャズだけでなく、演劇やエレクトロニクスの音楽家たちと脱ジャンル的な場作りを行う。
'90年以降、坂田明(as)、斎藤徹(b)、早坂紗知(as)、酒井俊(vo)、カルメン・マキ(vo)などのバンドメンバーや、演劇や朗読、無声映画の音楽などを長期に渡って務める。
'04年から6年間余り、太田惠資(vn)と翠川敬基(vc)のピアノ・トリオで活動。
'02年に出会った喜多直毅(vn)とは現在に至るまで主にデュオでの活動を続けており、'10年から言葉と音楽の実験劇場「軋む音」を不定期に展開。
近年はジャズはもとより、そのとき、その場で感じたことやイメージを大切に、即興演奏と音色を軸としたアプローチで、様々な楽器奏者や歌手と共演を行っている。
'06年にはオルト・ミュージックを立ち上げ、コンサートの企画も手掛ける。
'13年、ピアノソロのCD『沈黙の声』、'19年、喜多直毅とのデュオCD『残された空』を発表。
3rd Album『残された空』
Nothing except The Sky
ORTM-002
¥2,500+税
それでも わたしは 生きている
そして 生きていく
顔をあげて 光に手をかざせば
いつも そこには それぞれの 空
喜多・黒田によるオリジナル作品の他、大戦下の欧州で愛された『リリィ・マルレーン』、広島から世界へ羽ばたく反戦と平和の歌『鶴』等を収録。
1 残された空(喜多直毅)
2 地の底(黒田京子)
3 よだかの星(喜多直毅)
4 鉄条網(喜多直毅)
5 リリィ・マルレーン(ノルベルト・シュルツェ)
6 赤いローザ(クルト・ヴァイル)
7 鶴(ヤン・フレンケリ)
8 遠い呼び声(黒田京子)
9 闇夜を抱く君へ(黒田京子)
10 涙(黒田京子)
タンゴを原点とする喜多直毅。ジャズから出発している黒田京子。この二人が十年以上にわたって演奏活動を続けているデュオの三作目となる作品。それぞれのオリジナル曲のほか、戦禍に散った人々へのレクイエムも収められている。言葉になる以前の心に耳を澄まし、その思いを奥深いところから汲み上げて生み出された音楽は、時に強く、時にやさしく、人々の心を打つ。ひとりひとりの今に問いかけ、明日へとつなぐ一枚。
CDレビューより
高く澄んだ空—-無心に見上げるアルバム・ジャケットさながら、「残された空」の冒頭の一音が響くや、心は自然に吸い上げられる。まろやかで深い音色。弦が擦れるまさにその瞬間の空気のたわみも、生活音のように聴き手の皮膚にすっとなじむ。胸襟が開かれる。心音を聴くように、こころの内部へと降りてゆく。
文章:伏谷佳代
JazzTokyo #1632 『喜多直毅&黒田京子/残された空』より抜粋
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